食と緑の農林生物学インターンシップに参加して

昨年度、私は「食と緑のインターンシップ」で、つくばアーバンガーデニング(TUG)という、街の花壇の整備や花を通したイベントなどの活動を行っているNPO法人さんの下で一年間、活動に参加しました。私は、緑を通したまちづくりのあり方や地域のNPO法人がどのように地域や行政と関わっているのか知りたいと思い、このインターンシップに参加しました。

実際に活動してみて、全てを知ることができたわけではありませんが、ここでNPOが担っている重要な役割みたいなものが少しわかった気がしました。TUGを通して、ボランティアさん、地域の方、協力して下さる他団体の方々など、年齢や立場の違う様々な人が交流できる場となっていることを感じました。そこで出会った方々のお話や姿勢から学ぶことも多くありました。

花壇の手入れ、企画の準備など、細かい一つ一つの作業が全体につながっていて、一つのプロジェクトを成し遂げるために多くの労力の集約が必要なのだということを実感しました。外部から何かをいうことは簡単だけれど、実際に続けていくということは相当のことなのだと思いました。そしてそれは一人ではできないことなのだと思います。

この活動を通して学んだことは、実際にやるということが大事なのだということです。実際にやるのは頭の中で考えるほど単純にはいかないことが多いです。失敗もつきものです。経験をするチャンスはあると思います。何をするにしても、意識が大事なのだと思います。大学生活では、最後までやり遂げたといえる経験をしてほしいと思います。

荻原 麻衣さん(2014年度4年生)