理工情報生命学術院・生命地球科学研究群
生物資源科学学位プログラム
概要
現在、人類は食料問題や環境問題など、地球規模課題に直面しており、食料の安定供給や生物資源の開発・開拓、保全、持続的な利用に関する諸問題を解決できる人材が国内外で強く求められています(自然環境と調和した新しい知の創出が必要です)。本学位プログラムでは、農学・生物学・生命科学・環境科学などの専門知識と技術を習得し、持続可能な人間社会の発展に貢献できる高度で専門的・総合的な能力を有する人材の養成を目標としています。
本学位プログラムには、生物資源科学を基礎とする5つの領域(農林生物学領域、農林社会経済学領域、生物環境工学領域、応用生命化学領域、バイオシステム学領域)と、人類が直面している食料の安定供給や生物資源の開発、保全、持続的利用に関する様々な問題の解決に貢献するための国際人材の育成を目指したグローバルフードセキュリティーコースが設置されています。
学位プログラムリーダー あいさつ
~生物資源科学が拓く未来社会~
人類がこれから先、何百年、何千年と生存し続けてゆくためには、食料の安定供給や生物資源の開拓・開発を進めるとともに、生物資源の保全と持続的利用を図り、環境との調和を大切にてゆく必要があります。そのためには、様々な課題について自ら考え、主体的に解決してゆく力が求められます。
本学位プログラムでは、農・生物・環境に関連する多様な生命・環境科学分野の中から、自らが最も興味を持った専門分野を中心に、基礎的な専門知識を体系的に学ぶことができます。これらの知識を基盤として、課題解決に貢献できる研究者や実務型社会人の育成を目指しています。また、英語プログラムの実施を通じて国際交流を促進し、キャンパスのグローバル化に貢献するとともに、海外の交流協定校とのダブルディグリープログラムを推進しています。これにより、国際的な活動の場において十分なコミュニケーション能力とリーダーシップを発揮できるグローバルリーダー人材の育成にも取り組んでいます。
このような環境を活かし、自らの研究分野を絞り込み、明確な目標を定めた上で、基礎から専門に渡る(繋がる)知識を身につけ、将来、社会に貢献したい、あるいは国際的に活躍したいという意欲に溢れる学生さんを歓迎いたします(お待ちしております)。
まだ、目標が定まっていない方は、本ホームページを活用して,おもしろいと思える研究テーマを探してみて下さい(興味を持った先生にコンタクトを取ってみてください)。
インターネットなどを通じて多くの情報を得ることができる時代ですが、それだけで物事を理解した気になるのではなく、自分の目で確かめ、自分の手で実験(試行錯誤を伴うかもしれませんが)し、新たな発見や新たな知の創出に挑戦してみるのも大切なことです。
失敗を恐れず一歩を踏み出す勇気、表面的な理解にとどまらず深く探究する姿勢、未知の領域に踏み出す好奇心を大切にして、自らを成長させ、人類と地球の現在と未来に貢献できる人材を私達と一緒に目指してみませんか。
学位プログラムリーダー 青柳 秀紀
領域・コース
農林生物学領域
応用生命化学領域
生物環境工学領域
農林社会経済学領域
生物資源は自然界の生態系メカニズムがもたらした産物であり、生態系メカニズムが保持される限りにおいて生物資源の再生産が保証されています。しかし、現在は途上国と先進国のいずれもが環境負荷や食料生産の偏在による社会的病理を抱え、生物資源の持続的再生を困難にしています。本領域では生態系調和型経済学の理論構築と、これを具現する循環型社会経済システムの開発を目指す教育研究を行っています。
バイオシステム学領域
生命産業の分野は急速に高度化・専門化しており、その実務に携わる者には社会ニーズや社会的受容性を総合的に判断し得る最新知識と広い視野が要求されています。本領域では実務的諸問題の理解と問題解決力の涵養に力点を置いて人材育成を目指しています。 本領域はポストバイオテクノロジーを理念にかかげ、バイオテクノロジーを基礎とする新しい生物資源、その機能および生物・生物系の調和手法を創出し、生命生体の持続的発展を見据えた未来の人類と他の生物・無機物との閉鎖系におけるシステム化された恒常的循環の構築を目指す実学的な教育研究を行うことを特徴としています。
その他のコース・プログラム
<グローバルフードセキュリティーコース>
本学位プログラムでは、筑波大学が整備した海外拠点を活用してボルドー大学(フランス)、国立臺灣大学(台湾)、ユタ州立大学(USA)と英語によるグローバルフードセキュリティーコース (ダブルディグリープログラム) を開設しています。本コースでは、生物資源科学に関する地球規模課題に取り組む国際人材の育成を目指しています。本コースの参加希望者は上記の海外提携校から一つ選択し、筑波大学、海外提携校で各1年ずつ学修しながら修士研究に取り組みます。双方の大学に修士論文を提出し最終試験に合格すると、筑波大学からは「修士(農学)」、海外協定校からは所定の修士の学位が授与されます。
※ 入学後、プログラム内の選考 (英語スコア、面接) に合格する必要があります。
<博士後期課程知能機能システム学位プログラムとのデュアルディグリープログラム>
本プログラムでは、産業構造の変化や急激な技術革新に対応できる幅広い知識や技術をもち、工学及び生物資源科学研究の発展に貢献できる人材を育成することを目的としています。本プログラムは、システム情報工学研究群知能機能システム学位プログラム(主学位プログラム)の博士後期課程の大学院生が、生命環境科学研究群博士前期課程の生物資源科学学位プログラム(副学位プログラム)において、農林生物学、農林社会経済学、生物環境工学、応用生命化学、バイオシステム学を系統的に学ぶことができます。
カリキュラム・シラバス
本学位プログラムに2年以上在学し、部局細則等に規定する修了の要件として必要な授業科目を履修し、その単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受け修士論文を提出し、その審査及び最終試験に合格した学生について、その修了を認定します。なお、優れた研究業績を上げた者は、修了に必要な在学期間を短縮することが可能です(早期修了)。
<取得できる学位> 修士(農学)
<専門コンピテンス> 研究実行力、専門知識と倫理観、研究成果公表力、研究適応力
<シラバス>
本学位プログラムの開設科目・シラバスは筑波大学教育課程編成支援システム(KdB)により公開されています。
教育課程編成支援システム(KdB)は本学で開講される授業科目の情報を管理・公表するデータベースです。Webブラウザを起動してhttps://kdb.tsukuba.ac.jpにアクセスしてください。アクセスするだけでは科目は何も表示されません。検索条件を指定し、[検索]ボタンをクリックすることで、該当する科目が表示されます。指定できる検索条件は、年度(指定必須)、学期、時限、教室、要件(選択した科目のまとまりに属する科目が表示されます)などです。上記検索条件を指定して検索ボタンをクリックすると、全ての条件を満たす科目が表示されます。また、キーワードによる検索も可能です。なお、画面上部のメニュー領域にログイン用ユーザーIDとパスワード入力欄が配置されていますが、学生及び一般の方はログインできません。
上図の[要件]プルダウンメニューをクリックし、「大学院便覧」の右側にある「▶」ボタンをクリックしてください。次に、「理工情報生命学術院」の右側にある「▶」ボタン、「生命地球科学研究群(博士後期課程)」の右側にある「▶」ボタンを順にクリックし、一覧の中から「生物資源科学学位プログラム(博士前期課程)」を選択してください。最後に、[要件]プルダウンメニューに「生物資源科学学位プログラム(博士前期課程)」が表示されていることを確認し、[検索]ボタンをクリックしてください。なお、「生物資源科学学位プログラム」の右側にある「▶」ボタンをクリックすると、本学位プログラムの専門基礎科目や5領域(農林生物学、農林社会経済学、生物環境工学、応用生命化学及びバイオシステム学領域)の専門科目のみ表示させることができます。なお、5領域以外のコース・プログラムの開設科目を閲覧する場合は、該当するコース・プログラムを選択してください。