ある学生の1日:実家から楽しく通学しています

「宅通は他苦痛だ」なんて、よく筑波大学では言われます。私は一年生の時に宿舎生活、2年生の時に宅通生活、3年の現在はアパート生活をしています。その経験をもって声を大きく伝えたいのは、宅通は他苦痛なんかじゃない!大学生活を楽しむためのメリットがたくさん詰まっているよ!ということです。

みなさんは大学生活といわれて何を思い浮かべますか?自分の好きな分野の専門的な勉強ができる環境、サークル活動、バイト生活、はたまた友達とバカ騒ぎをする日々、趣味に没頭する日々など、たくさんのキラキラした日々を思い浮かべるだろうと思います。大学は、やりたいと思い立てば、なんでもできる場所。能動的に、積極的に、貪欲に、時には人を巻き込んでたくさんの活動をすることができます。

生物資源学類に入学した私は、主に農業や森林について興味を持っていました。筑波大学内の施設を使用した実験や実習は非常に面白く、牛とふれあったり、田植えをしたり、生物資源学類ならではの教育を受けることができました。さらに、もっと学びたいと考えた私は、筑波大学八ヶ岳演習林への調査に連れて行ってもらったり、1年生から研究活動をさせてもらったりなどの体験を行ってきました。他にも、勉強だけでなく、サークル活動をしたり、友達の家で鍋パーティをしたり、たこ焼きパーティをしたり、雙峰祭(学園祭)の出店準備をしたり、またバイトでは塾講をしたり、パン屋で働いたり、楽しくも忙しい日々です。

さて、私はアパートでも宅通でも宿舎でも、上記のような大学生活を思いっきり楽しんできましたが、宅通では上記の活動だけでなく、プラスαでたくさんの体験をすることができるのです。実習でもらった大量のサツマイモは家に持ち帰り、地元の友達と焼き芋会を開きました。片道2時間の通学時間では趣味や課題などのルーチンワークなど、空き時間も有効活用。また都内のイベントには安い交通費で気軽に行くことができ、また都内でバイトもすることができました。これらは、つくばで一人暮らしをしていると中々できない経験だと感じます。そして何より、家に帰ると暖かい部屋にできたてのごはん!高校までの慣れた環境そのままに、大学生活を送ることができます。そして何より、宅通の強みは、規則正しい生活ができること。一人暮らしでは、生活リズムが崩れたり、食生活が荒れたりしてしまいがちですが、宅通ではそんなこともありません。

宿舎でもアパートでも宅通でも、何ら変わらず充実した大学生活を送ることできますが、すべてを経験してみると、宅通はおいしいとこどりだなと私は感じます。時間の有効活用には最も適しているのではないでしょうか?あなたも生物資源学類で、宅通ライフを満喫してみませんか?