先輩に聞きました:清水司さん(社会経済学コース)

このコースに進学した動機を教えてください

第一次産業に関心があり、産業の面から地域活性化ができないかと考えていました。社会経済学コースでは、経済学、経営学、歴史学、社会学といった様々な視点から第一次産業を学ぶことができます。一つの事象にとらわれず、第一次産業を取り巻く環境全体の知見を得たいと思い、社会経済学コースを選びました。

卒業研究のテーマ・内容について紹介してください

農業を取り巻く潮流が刻々と変化する中、新たな農業の担い手として注目されているのが農業法人です。自社のみならず、周辺や日本全国の経営体と提携し、生産力や販売力に秀でたネットワーク組織が台頭しています。それらの事例がどのようにネットワーク組織をつくり、発展させてきたのかを研究しています。

このコースで学んだことを将来どのように役立てたいですか?

非農家出身ではありますが、将来的に就農を考えています。社会経済学コースでは、先進的な農業経営や流通事業をされている方から、直接お話しを聴くことができました。先行事例から学んだことを活かして、これから求められる農業のかたちを考えていきたいと思います。

将来の生物資源学類の学生の皆さんにメッセージをお願いします

生物資源学類は幅広い専門分野を持っており、好奇心をくすぐられる分野がきっと見つかると思います。また、生物資源学類には、その好奇心に応える環境が整っています。選択肢を絞らず、生物資源というキーワードのもとで、幅広い分野から情熱を注げる研究を見つけてみてください。