アフリカ大陸に行ってみて

私は「はばたけ!筑大生(筑波大学海外留学支援事業)」の海外武者修行支援プログラムを利用して、平成29年9月にアフリカ東南部のマラウイ共和国に日本マラウイ学生団体の一員として渡航し、日本では出来ないような体験をしてきました。

団体としては、今回の渡航のテーマとして「つながる、つなげる」を掲げ、マラウイ共和国で日本式の運動会の実施やインタビュー調査を行ってきました。両プロジェクトとも、とても実りのある活動になり、目的である日本とマラウイの文化交流が充分にできたと感じています。

個人としては、東南アジアやアフリカなどの発展途上国の水環境にとても興味があり、マラウイ共和国の水環境について視察して来ました。首都の中心は上水道や下水道が整備されており、地方でも井戸が普及していました。どの水も見た目状は透明で綺麗でしたが、飲料水としては推奨されていません。そのため、まだ化学物質の汚染や細菌・ウイルスによる汚染があると感じられました。この点が水問題の難しい点であり、見た目ではわからない汚染を可視化、除去する技術の重要性を感じました。今後は、この経験を卒業研究に生かしていきたいと思います。

日本マラウイ学生団体は今後も日本とマラウイの架け橋なれるよう日々活動しています。興味を持っていただいた方、私たちと一緒に活動していきましょう!

生物資源学類応用化学コース3年次 高橋晃平さん