森林資源系サマースクール「FORESTS OF JAPAN 2017」を開催しました

筑波大学の生物資源学類関連の教員が中心となって、2017年9月2日~10日に森林資源系サマースクール「FORESTS OF JAPAN 2017」を開催しました。参加したのは国立台湾大学の森林環境及び資源学系の大学部学生5名、修士課程の院生5名、引率教員1名の併せて11名です。

東京大学大学院農学生命科学研究科との合同開催で、中部国際空港に到着した後、まず同研究科の生態水文学研究所(愛知県)で砂防植栽林の見学と堆積土砂量測定、富士癒しの森研究所(山梨県)における富士講旧登山道散策、弥生キャンパス(東京都文京区)で研究室の見学を行いました。その後、筑波大学に移動し、筑波キャンパスでの研究室見学と懇親会、宇都宮大学日光演習林(栃木県)におけるニホンジカの樹皮剥ぎと日光杉並木の学習、筑波実験植物園において生物多様性を学びました。9日間にわたりバスで総延長830kmを移動しながらの研修を終え成田空港から帰国しました。大変お疲れだったと思いますが、好評で大変充実したスクールになりました。ご協力頂いた教員・学生の方々ありがとうございました。

このスクールは、2016年に国立台湾大学実験林で最初に受け入れが始まり、筑波大学からは学類生3名が参加しました。その後交互に開催することになっており、2017年度は日本側で受け入れ、2018年度はまた国立台湾大学が開催する予定になっています。