筑波大学生命環境学群HOME > コース案内 > 応用生命化学コース 

専門コースの紹介:応用生命化学コース

 本コースは生物化学工学、生物環境化学、微生物、バイオサイエンスの4つのサブコースで構成され、それぞれ化学および生命科学を基礎として生物の機能を個体から細胞・遺伝子・分子レベルで究明し、 医療、食品、農業、環境等の分野で活躍する人材の育成を目標としています。

応用生命化学サブコース

研究分野

植物機能生理化学、天然物化学、土壌環境化学、植物環境生化学、生体成分化学、昆虫情報化学、構造生物化学、
ゲノム情報生物学、生体情報制御学、食機能探査科学、食品生化学、分子発生制御学、微生物機能利用学、
負荷適応分子生物学、産業微生物学、生物プロセス工学、生物反応工学、細胞機能開発工学、生体模倣化学

卒業研究テーマ例

■ 鉱山跡地に生育するイタドリの重金属耐性および内生微生物に関する研究
■ バイオマスを原料とした芳香族化合物の発酵生産
■ 花酵母による廃牛乳を基質とした高機能微生物タンパク生産
■ 野草茶中の高血圧抑制成分の探索
■ 食品タンパク質を被覆材としたエマルション油滴の多層被覆
■ トランスジェニック線虫におけるS-アデノシルメチオニン量の解析
■ 模擬微小重力が腸内細菌の生理活性に及ぼす影響の解析


先輩に聞きました。 長谷川 智弘さん(2017年1月現在 生物資源科学専攻 M1)

長谷川 智弘さん Q1) このコースに進学した動機を教えて下さい。
 人の命を守るために視野を広くして自分の興味を探りたいと考え、私は応用生命化学コースに進学しました。私は入学と同時に本コースへの進学を心に決めていました。高校生まで私の夢は医者になり患者さんの命を自らの手で救うことでした。 残念ながら試験の結果が振るわず、落ち込む私の目に入ったのが、生物資源学類の応用生命化学コースでした。食品に関する研究をする先輩がいる一方で、薬学部でないにも関わらず薬の研究をしている先輩がいました。 先輩方の研究内容の幅広さに驚いた私は、「医者にならずとも人の命に関わる仕事はできるのではないだろうか?このコースなら何かが見つかるのではないだろうか?」と考え、本コースへの進学を決意しました。 様々な講義を受ける中で本コースへの関心は一層高まり、初心が揺るぐことは一度もありませんでした。

Q2) 卒業研究のテーマ・内容について紹介して下さい。
 私は新規微生物の培養(増やして利用可能にすること)に関する研究を行っています。私たちの生活と微生物の間には深い関係があるのはご存知でしょうか?お酒や醤油を作ってくれたり、体調が悪くなった時に飲む抗生物質を作ってくれたりと、 人類は様々な微生物を培養し、その恩恵を受けて暮らしています。地球上には膨大な種の微生物が存在します。しかし、実は、これまでに人類が培養できた(利用できるようになった)微生物は、全体のわずか1%程度です。 現在、残された99%の未培養微生物の培養化が求められています。私は、卒業研究で、未培養微生物を培養化する新たな方法の開発に取り組んでいます。 この研究が完成すれば新しい抗生物質や産業的に価値のある酵素が見つかるかもしれません(微生物はその多様性故に、新規化合物の宝庫です)。

Q3) このコースで学んだことを将来どのように役立てたいですか?
 私は応用生命科学コースで学んだ知識は勿論、学問に対する姿勢が私の財産になると実感しています。本コースの先生方の講義は、教えるという側面だけでなく挑戦的であり、「こんな面白いこともあるぞ」と、私たちの好奇心を掻き立ててくれます。 ある時の私は、興味を持った授業に関連する本を購入したり、自分の研究に何か役に立たないかと先生の発する言葉を懸命にノートに記しました。この主体的に取り組む姿勢は本コースで学んだ貴重なことです。 私はこの姿勢を忘れずに、いかなる環境でも探求心を持って事にあたりたいと考えています。そしてもう一つ、私が何よりも大切にしている事があります。それは、人を大切にすること。 これは私の指導教授から学んだことです。人の良い面を見て円満な人間関係を築いていけたらと思います。

Q4) 将来の生物資源学類の学生の皆さんにメッセージをお願いします。
 幅広く自分の興味関心を探ることができ、その分野において日本でトップクラスの先生方の講義を受けられることが本学類の良さです。また、早い時期から研究を開始するプログラムや、海外の農業を現地で学ぶ国際農業研修プログラムなどもあり、 やる気のある人には理想的な環境です。また生物資源学類は学生同士が仲が良いことで有名です。この学類にはお節介な先輩や同期が必ずいます。人間関係は心配しなくて大丈夫。最後に、まだやりたい事が分からない人にメッセージです。 焦らないでください。やりたいことが分からないのは普通です。私も何かを選ぶと、選ばなかった他の選択肢が消える気がして怖くて仕方なかったです。そんな君にこそ、私は生物資源学類を勧めたいです。多くの選択肢を有する生物資源学類で、 ゆっくりと自分と対話してください。大切なのは、分からないことを興味のないこととして切り捨てないこと。きっと納得のいく学生生活が送れますよ。


先輩に聞きました。 浅見 留依さん(2015年度4年次)

浅見 留依さん Q1) このコースに進学した動機を教えて下さい。
 高校生の頃からアロマテラピーや漢方に興味を持っていて、医薬に限らず植物の力を何か人の生活に役立てる方法を研究したいと考え生物資源学類に入学しました。 大学2年次の研究室紹介で現在私が所属している研究室の教員の研究内容を知り、 自然界に生息する動植物や微生物に含まれる天然物の多様性やそのポテンシャルに強く興味を抱きました。それらを学んでいこうと思い、応用生命化学コースを選択しました。

Q2) 卒業研究のテーマ・内容について紹介して下さい。
 卒業研究では「ヒマワリ芽生えからの生理活性物質の探索」というテーマで研究を行っています。植物は周りの環境変化にすばやく対応するための様々な生物機能を持っていて、 その一つに光屈性があります。このメカニズムは植物ホルモン・オーキシンの偏差分布によって説明されてきましたが(Cholodny-Went説)、 私が所属する研究グループでは光によって増加する成長抑制物質により制御される新たな説(Bruinsma-Hasegawa説)を提唱しています。 近年ヒマワリから強い成長抑制活性を持った数々のポリアセチレン化合物が見つかっているため、光屈性にこれらの物質がどのように関わっているかを研究しています。 また、ポリアセチレン化合物には抗腫瘍活性も知られているため、将来的にはヒマワリから単離したポリアセチレン化合物を人の健康に役立てることも視野に入れて研究しています。

Q3) このコースで学んだことを将来どのように役立てたいですか?
 応用生命化学コースはさらに4つのサブコースに分かれているのですが、私はそれら全ての分野の講義や実験実習を受講しました。 自分の進もうとするサブコースには直接関係がないと思っていた分野もありましたが、実際に講義を受けてみるとそこから学ぶものはとても多かったです。 今後大学院に進学してさらに専門性の高い研究を進めていく上で、様々な角度からの視点を持っていることを強みにしていけたらいいなと考えています。

Q4) 将来の生物資源学類の学生の皆さんにメッセージをお願いします。
 生物資源学類では、本当に幅広い分野の講義や研究が行われていて、様々な考え方や視点を持った多くの教員や学生と出会うことができます。 自分の学びたいことの専門性を深めつつ、様々な学問や人と出会うことで自分の可能性を広げていける学類だと思います。


先輩に聞きました。 権 哲源さん(2014年度4年次)

権 哲源さん Q1) このコースに進学した動機を教えて下さい。
 小さいころから「生命科学」と「後発発展途上国の支援」に興味を持っており、生物資源学類へ入学しました。大学2年次に、 現在所属している研究室の教授の授業を受講した際、ミクロな視点から生命現象を解き明かす分子生物学の面白さに感動し、応用生命化学コースへの進学を決意しました。

Q2) 卒業研究のテーマ・内容について紹介して下さい。
 卒業研究では、ホルモン受容体間の相互作用を介した血圧制御機構の解明について取り組んでいます。生体の血圧制御は、「血管内皮細胞」と「血管平滑筋細胞」 による血管の弛緩と収縮のバランスによって調整されています。この制御を担うのが、それぞれの細胞表面に存在するホルモン受容体です。 私の所属する研究室にて行われた、細胞レベルでの先行解析において、異なるホルモン受容体間での協調的な相互作用により、 血管の収縮がより増強されるメカニズムがあることが示唆されています。そこで私は、この作用の生体内血圧調節における意義を明らかにするために、 これらのホルモン受容体を欠損した遺伝子改変マウスを作製し、検証しようと試みています。この研究成果は、ホルモン受容体の新たな機能の解明だけでなく、 将来的には、これらの受容体間相互作用を利用した新規血圧制御法の開発にもつながると考えています。

Q3) このコースで学んだことを将来どのように役立てたいですか?
 3年次の学生実験では、応用生命化学コースの全ての分野に関する基礎的な実験を修得しました。それまで全く知らなかった分野の研究を肌身で実感できたことは、 とても新鮮で、良い経験であったと思います。今後は大学院へと進学します。専門的な知識だけで頭でっかちな人間になるのではなく、常に様々な角度から物事を捉え、 考え、解決していけるような人間になりたいと思います。

Q4) 将来の生物資源学類の学生の皆さんにメッセージをお願いします。
 生物資源学類の進路は幅広いため、多様な価値観を持った学生がいます。友人たちには、学業に関してのみならず、多くのことを学ばせてもらいました。 生物資源学類に入学したら、自分の志望するコースだけでなく、時には他コースや他学類の授業も受講して、多くの学生と親交を持ち、色々な考え方を学ぶと、 より充実した学生生活を送れるのではないかと思います。

サンプル見出し

サンプルテキスト。サンプルテキスト。サンプルテキスト。サンプルテキスト。サンプルテキスト。サンプルテキスト。

サンプル見出し

サンプルテキスト。サンプルテキスト。サンプルテキスト。サンプルテキスト。サンプルテキスト。サンプルテキスト。

↑ PAGE TOP


Access | Sitemap | Privacy Policy | Links