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環境工学コース


新着情報

2017年4月19日 環境工学コース説明会が行われました。
1年生、G30生を含む大勢の学生が来場し、各研究室のポスター発表による活発な説明や質疑応答が行われました。冬の研究室紹介も大勢の来場をお待ちしてます。

 コース説明会1  コース説明会2

専門コースの紹介

 工学的な視点から食料や環境問題を解決していきます。生物資源の基盤である山・水・農地の利用と管理、生態環境の保全と修復、食料資源の循環利用の技術について考え、多様な問題に取り組む研究者・技術者の育成を目指します。

環境工学コース

研究分野

森林水文学、砂防工学、衛星リモートセンシング、水圏環境工学、水環境工学、社会環境工学、ワイルドライフマネージメント、 自然地域計画学、水資源管理工学、農地工学、農村計画学、環境コロイド界面工学、土壌物理学、生物生産機械学、ポストハーベスト工学、 林産化学、環境材料科学、木材化学、木材保存学、生物材料工学、応用高分子化学、食品工学、農産食品加工、バイオマス変換、生物資源循環工学、食品・生物資源プロセス工学

卒業研究テーマ例

■ ナミビアの洪水-干ばつ対応農法提案のための衛星リモートセンシングを用いた湛水解析
■ コメデンプンを原料とした成形加工可能な材料の調製と性質
■ 農業用排水路における水温予測に影響する諸要因の分析
■ 鉛直一次元浸透計算と無限長斜面安定解析を用いた火山地域における表層崩壊プロセスの検討
■ リゾチーム存在下におけるシリカの帯電と凝集挙動
■ 近赤外分光イメージングによる油脂混合粉末の品質評価技術


先輩に聞きました。 杉本 卓也さん(2012年度4年次)

プロフィール
 現在、私はスイスのジュネーブ大学のBorkovec教授の率いるコロイド表面化学ラボ(LCSC)に滞在し、筑波大学の博士課程の大学院生としてコロイドのヘテロ凝集のダイナミクスに関する共同研究を行っています。 LCSCには、世界中からコロイド界面科学分野の第1線の研究者が集まっており、その一員として充実した研究生活を送っています。

杉本 卓也さん Q1) このコースに進学した動機を教えて下さい。
 入学当初、私は生物資源学類を作物や畜産について学ぶところだと考えていました。しかし実際には、多様な講義を受けていく中で、生物学的手法だけでなく、水田や森林といった我々の身の回りの環境への工学的なアプローチも学べる、 環境工学コースがあることを知りました。特に、環境工学コースでは、物理・数学教育に力を入れていて、生物や環境を数物的な視点で見渡す基礎を学べることを、魅力に感じました。 この魅力と相まって、当時、環境工学コースの諸先生方の講義を面白いと感じていた私は、自らの知的好奇心の赴くままに、このコースへの進学を決めました。

Q2) 卒業研究のテーマ・内容について紹介して下さい。
 私はコロイドと呼ばれる、泥水や化粧品のような小さい粒子が液体と混ざって濁ったものを研究しています。学問分野としては、コロイド界面科学と呼ばれるもので、私たちの生活を支え、 今日めざましい発展をとげているナノテクノロジーを支えている学問でもあります。私は、その中でも特に、泥水の透視度改善や化粧品の貯蔵性向上に関連した、液体内の小さい粒子たちがお互いにくっつき集まる、凝集、という現象に着目しています。 この凝集は、電気的な力などの粒子同士のミクロな相互作用により制御されていますが、河川などの水の流れ中で、電気力が凝集をどの程度阻害するかといった系統的な実験は十分ではありませんでした。 卒業研究では、粒子表面の解離基数により電気量を制御し、流れの中での電気力が凝集の速さに与える影響を測定し、理論モデルとの比較検討を行いました。

Q3) このコースで学んだことを将来どのように役立てたいですか?
 現在は、大学院の博士課程に進学し、卒業研究を発展させながら、研究を行っています。幸いにも、研究者へ研究費を配分する機関である、日本学術振興会から、特別研究員(DC1)として採用され、学生という身分でありながらも、 経済的に自立して研究活動に従事することが出来ています。この原稿執筆当時も、博士課程での研究の一環として、スイス連邦のジュネーブ大にて、滞在研究中です。 ジュネーブ大では、大きさや表面の電気量あるいはその符号の異なる粒子同士で起こる凝集である、ヘテロ凝集という現象を研究しています。このヘテロ凝集は、様々なものが混淆している不均一な生物・環境を理解する上で重要なものです。 今後は、引き続き環境工学コースと大学院で学んだことを活かしながら、研究を続けていきたいと考えています。

Q4) 将来の生物資源学類の学生の皆さんにメッセージをお願いします。
 生物資源学類の特色でもある、4つのコースに関連した多様な講義を受けられる環境は、非常に魅力的だと思います。これらの講義を受けていく中で、私のように入学当初に自分が進むと考えていたコースとは、異なるコースに進むことを選べるのも、 生物資源学類の魅力の一つだと思います。コース選択に迷った際には、自分の好奇心にしたがって、自分の進路を選び、充実した学生生活を送ってほしいと思います。
 また、私の研究分野でもある、生物資源におけるコロイド界面科学の対象は、土、水処理、食品・化粧品、微生物、生体材料など、どれをとっても不均一で、かつ私の研究にも関連する流れの影響が関わるものです。 少しひいき目ですが、このような不均一性と流れをキーワードにしたコロイド科学は、これからも非常に発展性のある分野だと感じます。そこで大事になってくるのが、生物学だけでなく、 数学・物理の応用分野としての「生物資源」という認識を持つことなのではないかと思います。


先輩に聞きました。 錢谷 菜々未さん(2015年度4年次)

錢谷 菜々未さん Q1) このコースに進学した動機を教えて下さい。
 入りたいと思った研究室がこのコースだったことが一番の理由です。また、私は顕微鏡スケールのミクロな対象ではなく、目で見てわかるものや現象を対象にした研究をしたい、 と思っていたので環境工学コースの研究室が研究の対象とする食品や水、土、木材などに興味をひかれたこともあります。

Q2) 卒業研究のテーマ・内容について紹介して下さい。
 テーマは「熱処理木材中に残留する低分子量の糖が振動特性に与える影響」です。私は、楽器に使われる木材の改質を目的とした熱処理について研究をおこなっています。 楽器材料には伐採から長い年月を経た木材(=古材)がよいとされていますが、由来の確かな古材を手に入れることは難しく、 月日を経ることで木材の物性がどのように変化するかはよくわかっていません。一方、木材を楽器材料に適した物性にする方法の一つとして熱処理があります。 熱処理によって木材の物性を短時間で変化させることが出来、その効果は加熱時間や温度、処理反応槽内の湿度によって決まります。私は、処理反応槽内の湿度に注目し、 湿度を変えて熱処理した木材の振動の変化を測定するとともに、熱処理によって生成した木材中の糖が振動に与える影響について検討しています。

Q3) このコースで学んだことを将来どのように役立てたいですか?
 環境工学コースの講義や実験を通じてどんな風に考えていけば良いか、論理的に考える方法を学んできました。様々な分野の講義を受講できたことで、 自身を客観視することにもつながり、最終的に自分の本当にやりたいことを見つけることも出来ました。また、 卒業研究の過程でアナログな測定にこそ工夫や知恵を働かせる機会が潜んでいることを知りました。私は、卒業研究の内容をもう少し深く研究したいと思い、 卒業後は大学院に進学する予定です。将来的には、ここで学んだことを生かして木材産業にかかわる職に就ければいいなと考えています。

Q4) 将来の生物資源学類の学生の皆さんにメッセージをお願いします。
 生物資源学類には本当に様々な分野の先生が在籍しているので、1つのことに限らずいろいろ学べる環境が整っています。 様々なことを学んでいく過程で論理的な思考力を身につけることができ、自分を客観視することもできるようになっていけると思います。 多くの刺激を受けつつ自身の方向性を探求していくことが可能な学類ですので、皆さまの入学をお待ちしています。


先輩に聞きました。 橋本 梓さん(2014年度4年次)

橋本 梓さん Q1) このコースに進学した動機を教えて下さい。
 大学入学後の最初の実習見学の際興味を持った水に関する問題について、上水処理から治水まで様々な分野の内容を学べることが環境工学コースに進学した一つの理由です。 仲の良い友達もいたことも理由としてちょっとあります。

Q2) 卒業研究のテーマ・内容について紹介して下さい。
 テーマは、「放線菌のかび臭物質産生に対する溶存酸素の影響解析」です。湖沼や水道水で臭い物質が発生することが世界中で問題になっています。 この臭い(かび臭)の発生源は湖沼やダムに生息する微生物(藻類や放線菌)なのですが、これらの生物がなぜ、どのような時に臭い物質を産生するのかよくわかっていません。 私は、放線菌が生息する湖沼底環境を考えた時に年間で大きく変動する溶存酸素がかび臭物質産生に関係があるのではないかと考え、 異なる溶存酸素濃度下で培養を行い放線菌のかび臭物質産生がどう変化するのかを実験しています。どのような環境ならかび臭物質を産生する、 ということがわかれば現場でのかび臭物質発生対策につながります。

Q3) このコースで学んだことを将来どのように役立てたいですか?
 環境工学コースの講義は本当に多分野に渡って開講されていて、私は幅広く履修することで同じ対象を様々な視点で見ることの大切さを学んだと思います。 また、実験はやっている時は結構きついと感じることがありましたが、卒業研究ではその時の経験が本当に役に立っています。私は、 卒業研究の内容をもう少し深く研究したいと思い、卒業後は大学院に進学する予定です。研究室のゼミ発表やその準備、 研究室の多国籍な留学生との日常的な交流からも学ぶことは多く、今、学び経験していることが将来の自分に役立つものになると考えています。

Q4) 将来の生物資源学類の学生の皆さんにメッセージをお願いします。
 生物資源学類には沢山の研究室があって様々な分野の研究が毎日おこなわれているので多くの刺激を受けることが可能です。その中で、自分が研究してみたい、 勉強してみたい、と考えている内容を必ず見つけることが出来ると思います。周りにはバラエティに富んだ学生や世界中の留学生もいて同じ環境で学んでいますし、 大きな図書館等と併せてとても良い学ぶ環境があります。たくさんの刺激を受けつつ自分の方向性を探求していくことが可能な学類だと思います。

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