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卒業生からのメッセージ


 仲山真希子さん 卒業年:平成18年3月
 「山登りばかりしていた学生時代。」

 ■ メッセージ
  あなたは山に登ったことはありますか?自分の力で登った人にしか見られない風景が、山の上には広がっています。 厳しい環境に耐えて咲く美しい花々、その向こうには何があるのだろうとわくわくさせるような青い山の連なり、 信じられないくらいに綺麗な空がすぐ近くに感じられる瞬間・・・。自然豊かな田舎で育った私は、父の影響で小学生のときに 登山を始め、大学時代にはワンダーフォーゲルクラブに所属して、長期休暇や週末を利用して、日本アルプスの縦走や沢登り、 冬山登山など山で多くの時間を過ごしました。

  「なぜ?どうしたらいいの?疑問をきっかけに」
  大好きな山登りを続けている中で、感じることがありました。なぜこの登山道は幅が広くて複線化しているの? なぜシカが高山にいるの?なぜトイレのマナーが守れないの?自然と人間はどのように関わっていけばいいのか知りたいと思い、 大学では育林学・自然保護学、大学院では植生学研究室に所属し、伊豆諸島で植物に係わる研究を行いました。そして、 大好きな自然のために自分も何かしたいと考えるようになり、自然の保護と利用について考えることのできる環境省を 志望しました。

仲山真希子さん   「国立公園に係わる仕事」
  国立公園には、日本の優れた自然の風景地が指定されています。現在私は、吉野熊野国立公園の熊野地域を担当する 熊野自然保護官事務所で働いています。熊野は、世界遺産の那智の滝、雄大な熊野川、何kmにも続く七里御浜やサンゴの 生息する海中公園などがあり、山も海も川の魅力のある地域です。仕事では、自然公園法に基づき国立公園の風景を守るための 許認可業務と公園利用のためにつくられた施設の管理と運営を行う業務や、観察会などの自然とふれあう行事の企画・運営等を 行っています。例えば、ウミガメの保護のため、地元自治体や保護団体と協力して海岸部の車等の乗り入れ規制にかかる パトロールを行ったり、国立公園のPRイベントの準備を行ったりと、仕事の内容は多義に渡っています。
  国立公園の利用者の方に直接伺った意見や、現場を見て感じたことや考えたことを、実際の国立公園の あり方に反映させていくことができることが、この仕事の大きな魅力の一つだと思います。
  地元住民や関係者の方のお話から学ぶことは多く、新たな発見の毎日です。これからも、自分の五感をフルに使って、 自然の保護と利用の問題に取り組んでいきたいと思います。

 ■ 経歴
 筑波大学生物資源学類卒業後、筑波大学大学院修士課程環境科学研究科環境科学専攻修了、 環境省九州地方環境事務所国立公園・保全整備課環境技官をへて現在、環境省近畿地方環境事務所熊野自然保護官事務所環境技官

(2009年7月現在)

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