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卒業生からのメッセージ


 大場伸哉さん 卒業年:昭和61年3月
 「筑波大学を選択した大きな理由の一つが、1学部1学科制でした。」

 ■ メッセージ
  大学への進学時に、筑波大学を選択した大きな理由の一つが、1学部1学科制であったことです。 まだ高校生であった自分にとって、農学の「何」に興味を持っているのかが分からなかったため、 入学時に大まかな専門に篩い分けられる学科制の大学ではなく、1学部1学科制の筑波大学を選びました。これは、 入学後、気が多く浮気性の自分にとっては幸いでした。
  また、第二学群に入学し、理学部生物学科(生物学類)や人文学部 (比較文化学類)、教育学部(人間学類)的な指向を持つ他学類生と一緒に学んだことが、農学という比較的多様な領域を 包含する学問体系を学ぶ上でとても貴重な体験となりました。特に生物学類生と一緒だったことは、 彼らと比較して自分が純粋に生物学に興味を持っているわけではなく、むしろ農的空間の中の生き物や人の営みに 興味があることに気付かされ、自分の方向性を早めに決めることができたように思います。

試験中の水田の前の大場さん   今でもそうですが、高校生の時から、珍しい食べ物(作物)に興味があり、生き物が好きで、野山を ウロウロするのが好きでした。世界のあちこちにも行ってみたく、民族学にも興味がありました。普通高校に通学していましたが、 父親が農業高校の教師であったため農業教育の面白さを知っていました。で、大学で自分は何を学ぼうか?
  理学部や人文学部、教育学部への進学も考えましたが、結局一番つぶしが効きそうで面白そうな農学に進むことにしました。 そして農学を学んでみて、やっぱり楽しい学問だと思っています。どんな学問領域よりも、絶対面白い! だって、 いろんなものを食べられるし。

 質問 「じゃあ、何を学んだのか?」
 答  「適応と進化!」

  生物は、与えられた環境に適応し、生き残るために様々な努力をし、進化していきます。卒業研究では 品種改良の基礎理論として、遺伝育種学を学びましたが、その時のキーワードは「適応と進化」でした。その後、 私自身にとっては意に反して四つの大学を漂流し、現在の大学でも三つの研究室を渡り歩かねばならなかったため、 研究環境が変わるたびにいつも戸惑い、悩みました。その時、呪文のように唱えていたのが「適応と進化」です。
  学生時代、筑波の地で学び経験したことが、いろいろな形で、今活きていると思います。楽しく、 人生を学べるなんて、すごく素敵だ。

 ■ 経歴
 筑波大学第二学群農林学類卒業後、筑波大学大学院農学研究科で農学博士取得。学術振興会特別研究員を経て、 岐阜大学農学部助手(遺伝資源学)、同助教授(作物栽培学)。平成16年から岐阜大学応用生物科学部 教授 (附属岐阜フィールド科学教育研究センター)

(2009年7月現在)

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