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卒業生からのメッセージ


 赤荻健介さん 卒業年:平成20年3月
 「知識を「創る」研究者としてスタートを切ってみてはいかがでしょう」

 ■ メッセージ

 現在、私は筑波大学生命環境科学研究科で柳澤純先生のご指導の下「前立腺癌における分子機構の解析と創薬研究」を 行っています。生物資源で創薬??と思うかもしれませんが、医薬品は突き詰めれば生命現象の利用。生物資源的な視点が 生きてくる分野なのです。
赤荻健介さん  そもそも、入学当社は特に癌の研究がやりたいとは思っていませんでした。入学試験時も文系科目で受験しましたし、 その後進むであるだろうコースも全く決まっていませんでした。生物資源学類は学べる分野の幅が極めて広く、私にとって はどの分野もとても興味深く、どれか一つを選べなかったのです。
 それでは、なぜ現在のコース、そして研究室を選んだかというと、その理由は2つありました。1つは最も多くの人の役に 立てるから。そしてもう1つは、研究において世界と勝負できる環境があったからです。前者についていえば、人間の一番 大切な物はやはり「命」でしょう。創薬研究によってその「命」に対して貢献できたらと思ったのです。後者に ついていえば、研究は厳しい話、競争ですから一度「研究」という大海原に漕ぎ出せば戦いになります。その状況に対して ベストな環境を探したのです。
 また、大学卒業後は企業に就職という選択肢もありましたが、研究が非常に面白く、やめたくないという思いもあり、 大学院進学を選択しました。研究室に配属になる前はサークルやアルバイトに精を出し、自分の時間(青春??)を 謳歌していましたが、研究室配属後それは一変しました。毎日朝から晩まで研究室で実験をし、データを積み重ねていきます。 生き物相手の実験は時間がかかる物が多く、簡単にはいきません。世界各国の研究者達がどんな研究を行なっているのか、 どんなことを考えているのかを知るために論文を数多く読み、 自分の研究を少しずつ形作っていくのです。
 これだけ聞くとすごく大変そう!と思うかもしれませんが、もちろん大変な分、楽しい瞬間は多くあります。仮説を立て、 それが実験によって証明されたとき、自分の研究を他人が興味を持ってくれたとき等々得られる喜びそして感動は非常に 大きいです。これは他の仕事ではなかなか得られない体験でしょう。

 私はこれまでに、これら研究の成果として、アメリカやノルウェーなどの海外を含む数多くの学会で発表を行い、 論文も発表しましたが、これらはとてもエキサイティングな体験でした。自分の研究によって今まで話したことも会った 事もない人たちと繋がる事は非常に満足感、そして達成感のあることです。
 研究という物は、月並みな言葉で言えば「教科書を創る仕事」です。今行っている勉強とは全く違う物です。知識を 「創る」研究者として筑波大学生物資源学類でスタートを切ってみてはいかがでしょうか。

 ■ 経歴
 筑波大学生命環境科学研究科博士課程1年、現在在籍中

(2010年7月現在)

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